悲しさもみんなで分けていく……家族だもの 

お姑さんが亡くなって、もう二週間が過ぎました。

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亡くなった悲しさと慌しさと喪失感は物凄くあったけども、

 

日々の生活に追われて、あれはどうしょう、これはどうしたらいいか。で、

 

毎日が過ぎていき、その場その場で生きてる感じだけども

 

実家に行くとお舅さんが、お姑さんの仏壇の前で、悲しさを紛らす為

 

昼からお酒を飲んでいたのを見た。お父さんの悲しくて辛い気持ちが伝わってきて

 

みんながいない昼間には特に寂しくてと。

 

長い間連れ添った人がいなくなるのは辛いと想う。

 

みんな家族も辛いから。でも夫婦感はもっと辛いと想う。

 

お父さんさえ良かったら、うちで晩御飯食べよう!って誘うと、今までなら

 

お姑さんが体調が気になると帰っていたけども、

 

今は、いくわ…………と言って、

 

家に帰っても一人で寂しいだと思う。

 

お姑さんの遺言の手紙が出てきて、

 

お父さんの事、お願いします。と書いてあって、お父さんの事一番気にしてたお母さん、夫婦の絆なんだと。

 

お父さん、私は嫁だけども、ずっとお父さんの事は実親と思っている。

 

お母さんの事もそう想っていたのと同じ。

 

だから娘と思って遠慮しないでと伝えると、そんなふうに思ってくれてたんかと言って

 

何年この家の長男の嫁やってる?もう22年目と笑い、家族だもの。お父さんは私らは54年と。

 

長い時間を一緒に過ごしてきたんだな。金婚式お祝いしてあげたかったけども、

 

お母さんの体調やコロナでできずにごめんね。

 

旦那さんも残されたお父さんが心配やからと、お酒の飲み過ぎも気になると

 

49日過ぎたら、お父さんを連れてみんなでどっか行こうと話して

 

お父さんが奈良の長谷寺に行きたいと

 

お姑さんが元気だった事、信仰深いお姑さんは長谷寺にお参りをよく行き

 

旦那さんは足の悪いお母さんを支え階段を登った思い出。

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お母さん想いの旦那さんが私は好きで、お母さんも嬉しかったと想う。

 

お母さんは家族の太陽でいつもみんなに温かい光を当ててくれていた。

 

太陽なお母さんがいなくなって悲しいけども、みんなでお父さんを支えて癒してあげたい。

 

お姑さんがいなくなったのは寂しいけども

 

お父さんと過ごす時間を大切にしたい。

 

家族だもの。